日本は、古来神道をはじめとする伝統だけでなく、衣類や食品、茅葺の下敷などあらゆる生活文化の中に大麻が多岐にわたり利用されてきた、まさに「産業用大麻」の原点とも云える国でした。しかし、長年の規制により国内における生産や加工は風前の灯となり、大きな危機に直面しています。
2023年12月、実に75年ぶりとなる大麻取締法が改正されました。この法改正により、日本でも産業用大麻の適切な利用が可能になることに先駆けて、日本の大麻の歴史が新たな1ページを刻むべく、全国の大麻(ヘンプ)を愛する皆様からの私たちの挑戦にお力添えをお願い申し上げます。
「天津菅麻プロジェクト」メンバーのヘンプイノベーション株式会社は2023年春に日本で初めて一般産業用大麻栽培者免許を取得し、栽培を開始しました。これにより、国産ヘンプ原料の供給が可能となりました。
現在、日本国内でも大麻草(ヘンプ)が持つ大きな可能性に関心と期待が寄せられ、2023年12月に実に75年ぶりとなる大麻取締改正法成立後のヘンプ産業の可能性に注目が集まっています。
今まで厳しく規制されていた産業用大麻の利活用が可能となり、今まで日本には存在しなかったヘンプ産業という新たなビジネスが生まれることが期待されています。
私たちは、2023年3月政府の大麻取締法改正に先立って歴史文化の継承と担い手の確保、農業としての大麻生産の確立およびカーボンニュートラルの実現に向けた麻産業の振興を目的とした産学官連携「天津菅麻プロジェクト」を発足させました。このプロジェクトでは、三重県明和町、一般社団法人明和観光商社など産学官の団体がタッグを組み、文化庁が管理する明和町の国史跡「斎宮跡」内の公有地や民間の農地、また大学の研究機関で、いわゆるマリファナとして利用できない大麻(ヘンプ)の栽培を始めています。
※天津菅麻とは、神社神道の祝詞「大祓詞」(おおはらえのことば)の中の言葉です。
※本プロジェクト実行者であるヘンプイノベーション株式会社は、三重県知事による大麻栽培者免許を取得して栽培を行っています。
大麻取締法の改正を機に、日本国内でも産業用大麻の利活用が期待されていますが、現在、発芽可能な大麻の種子を国外から輸入することは禁止されています。また、国内においても低THC含量が証明された大麻種子の入手は極めて困難な状況にあります。このプロジェクトでは、栽培者だからこそ知るこのような課題の解決にいち早く取り組むべく、低THC種子の増産を行い、安全な種子の管理と普及の体制を整備する必要があると考えています。
この商品販売を通じて、新たに大麻栽培に関心を持った全国の方々にも様々なチャンスや可能性をお届けできるよう、皆様の応援をお願いする次第です。また、低THC含量が証明された種子の増産により、これまでは外国産という選択肢しかなかった食用の大麻種子を用いた様々な製品に「国産」の選択肢を提供することも可能になると考えており、この販売をその第一歩にしたいと考えております。
日本の大麻産業の復興のためには、私たちが課題として掲げ取り組んでいる体制整備が不可欠である―是非とも私たち「天津菅麻プロジェクト」の趣旨にご賛同いただき、商品のご購入を通じて、全国各地の大麻(ヘンプ)を愛する皆様からのご支援を心よりお願い申し上げます。
※写真はすべてイメージです。
① 「天津菅麻プロジェクト」における栽培および収穫に係る設備投資費(購入またはレンタル):簡易解繊機/草刈り機/汎用コンバイン/その他
② 「天津菅麻プロジェクト」主催の講演やイベント等による啓発・広報活動費
③ 商品販売に係る経費:原材料費/搾油費/煮沸消毒およびボトリング費/郵送費/体験型返礼品準備費/その他/返礼品に関する必要経費
④ オンラインショップ運営に係る経費:サービス使用料(BASE)/ウェブサイト/チラシ等の告知費
※原則として返金は行いませんが、大規模な台風被害等により原材料を確保できない場合や、やむを得ずイベント等の実施が出来ない場合、商品の送付が予定より大幅に遅延する場合には、ご希望の方に対する返金を行います。
※商品の制作進捗状況や体験型返礼品に関するご連絡を差し上げるため、お申込みの際には必ずご連絡先をご記載ください。